こんばんは。
仙台やまいち相続サポートセンターの千葉です。
寒さも増してきましたが皆さまいかがお過ごしでしょうか?
私は、数日前にキャンプに行ってきましたがあまりの寒さに車中で夜明けを迎えました…。
何事も備えが必要と実感した今日この頃です。
話は変わり、先日大阪地裁で興味深い判決が出ました。
内容は【土地建物をまとめて契約した物件で、減価償却増を狙った価額案分を否認した】というもの。
収益物件の実務では結構ありますね。
土地は減価償却できませんが、建物は減価償却できるので、建物の価額を多くしたいというのが購入側の素直な意見ではないでしょうか?
しかしながら、判例では
『土地と建物が一括して売買される場合において、その売買契約において定められた土地と建物それぞれの価額がその客観的な価値と比較して著しく不合理なものであるといった事情があるときには、合理的な基準により算定される合理的な価額をいうと解するのが相当』
とされました。
まあ、当たり前といえば当たり前ですが、何事もやりすぎは良くないということですね。
※固定資産税評価額の土地建物それぞれの比を参考にするのが良いと考えます。
キャンプもそうですが、こういった話も含めやはり知識などの備えは大切です。
新セミナー:大家さんの相続セミナー第1期お蔭様で満席となったようです。
※次回開催にご期待ください。
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