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先日、プロ野球界の野村克也・元監督がお亡くなりになられました。

新聞やニュースの報道を改めて目の当たりにし、偉大な方が

この世を去られたのだな・・・と感じます。

数日前、『徹子の部屋』に息子の克則さんと出演した映像を拝見しました。

※今年の1月２０日の収録との事。

奥様の沙知代さんが２年前に急逝されてから、きっと心に穴が開いて

しまったのでしょう(>_<)

少し見ない間にかなり歳をとられたような印象を受けましたが、

やはり1つ1つの言葉の重みに変わりはありませんでした。

 

中でも私の大好きなノムさん語録は、こちらです。

↓

「財を残すは下、事業を残すは中、人を残すを上とす」

 

 

そして、さらに素敵な所が、自分は才能のある選手ではないからと言い、

努力を続けられてきた事。自身が苦労をされてきたからこそ、人の気持ちが分かり、

そして監督として選手の力を引き出す事も出来たのかなと思います(#^.^#)

 

奥様の沙知代さんは、亡くなる前日に『手を握って欲しい』と言ってきたと、

先ほどの番組内で聞きました。

そういう予兆というものがあるのでしょうか。

本当にステキなお話だな・・・と感じます。

 

 

以前、大変仲の良いご夫婦の公正証書遺言の作成に携わらせて頂きました。

付言事項※もご主人の奥様への思いがあふれる内容で、長男さまへ奥様の事を

よろしく頼む・・・というものでした。

 

そのご夫婦は、ご主人がお亡くなりになられた2週間後に奥様も

後を追うように息を引き取られました。

沙知代さんのお話をテレビで聞いた時に、このご夫妻を思い出してしまいました。

ご夫婦の事だけでなく、家族の温かいエピソードを聞くと本当に心が温まりますね(*^-^*)

 

私も、一番身近だからこそ気を配らなくてはいけない家族への思いを新たにする機会となりました☆

 

『相続対策』はそのような思いを形に残していく事なのではないでしょうか(*^^)v

 

※付言事項・・・法律に定められていないことを遺言書で付言する事項のこと。

一般的にはご家族へのメッセージなどが書かれていることが多いです。